災害補償
 
 労働基準法では、労働者が仕事中に災害にあった場合には、会社は災害補償をしなければなりません。
しかし、実際の保証は『労働者災害補償保険制度』にて支払われることになり、保証される範囲として、『業務上の負傷』『疾病』『災害による休業』『災害により身体の障害が残った場合』等です。
 災害補償は、労働者を守るための法律ですが、労働者側に大きな過失があった場合には、保証の対象になりません。
保証の対象となるケースとして『帰宅途中で、仕事場内で、職場の過失による事故』『強盗などによる殺人』『業務による精神疾患による自殺』等です。
 その他にも、『葬祭補償』『打切補償』『分割補償』等の規定があります。